カナダドル(CAD)

カナダドル(CAD)の基礎知識

カナダドル(CAD)NAFTA成立(1994年)以降は、対米依存度も高く、地理的にも米国と近いこと等から、輸出の約8割、輸入の6割弱はアメリカで占められています(2007年)。そのため米国の金融政策や雇用・消費などの経済統計、さらに自動車産業や建設産業の景況によってカナダ経済そのものが大きな影響を受けます。動きの特色としては、長期的には米ドルと連動した動きになるといわれています。また資源国通貨であるため、コモディティ市況の影響も受けます。カナダにとって日本は米国、中国に次ぐ第3位の貿易相手国です。

カナダドル(CAD) : 資源国通貨。米国経済や商品市況に影響を受ける

カナダドルは「資源国通貨」です。カナダは金、銅、石油、天然ガス、鉄鉱石、ウランなど天然資源が豊富で、エネルギーの純輸出国です。また水産物や農産物の分野でも世界有数の供給国であるため、コモディティ市場の影響を受けやすく、原油や農作物の価格などが上昇した際に買われる傾向があります。カナダのGDPに占める輸出総額の割合は約4割で、貿易に高く依存した経済が特徴です。先進国の中でも珍しく経常黒字、貿易黒字を確保している貴重な存在であり、数ある通貨の中でも比較的安定しているといえます。そのため、同じ資源国通貨である豪ドルやNZドルと比べると資源価格の変動が通貨に与える影響は小さいと言えます。

カナダドル(CAD)の種類

カナダの通貨単位は「カナダドル」です。「CAD」や「C$」と表記されます。補助通貨は「セント(¢)」です。100¢=1CADに相当します。

硬貨6種類
2カナダドル、1カナダドル、25セント、10セント、5セント、1セント
紙幣6種類
5カナダドル、10カナダドル、20カナダドル、50カナダドル、100カナダドル

カナダドル(CAD)の主要な経済指標

BOC政策金利、Ivey購買部協会指数、貿易収支、生産者物価指数、経常収支、雇用統計、GDP、消費者物価指数

カナダドル(CAD)の為替レート推移

カナダドル(CAD)1年間チャート

カナダドル(CAD)1年間チャート

カナダドル(CAD)5年間チャート

カナダドル(CAD)5年間チャート
カナダドル(CAD)地図

カナダ政策金利推移

カナダ政策金利推移

カナダ基礎データ

通貨略称
カナダドル、CAD、キャンドル
人口
約3,476万人
(2012年4月 加統計庁推計)
中央銀行
カナダ中央銀行
(BOC=Bank of Canada)
政策金利
翌日物金利
実質GDP成長率
2.5%
(2011年 カナダ統計局)
名目GDP総額
1兆7,361億米ドル
(2011年 World Bank)
1人当たりの名目GDP
45,560米ドル
(2011年 World Bank)
失業率
7.4%
(2011年 カナダ統計局)

カナダの貿易状況

主要貿易品目

≪輸出≫
原油、乗用車、石油及び歴青油(原油除く)、金(未加工)、石油ガス、自動車部品、石炭及び練炭、カリ肥料、飛行機その他の航空機
≪輸入≫
原油、乗用車、自動車部品、石油及び歴青油(原油除く)、輸送車両、金(未加工)、コンピューター・周辺機器、医薬品、電話用電気機器、石油ガス

主要貿易相手国

≪輸出≫
米国、イギリス、中国、日本
≪輸入≫
米国、中国、メキシコ、日本

データ出典 : 外務省

このページの先頭へ