香港ドル(HKD)

香港ドル(HKD)の基礎知識

香港ドル(HKD)香港ドル(HKD)は、米ドルとのペッグ制を導入しているので、基本的には米ドルの動きに連動していて、米国の経済指標に影響を受けます。香港ドルと米ドルが、ある一定の範囲で固定されていることから、香港ドル/日本円は、基本的には米ドル円のレートとほぼ同じ値動きとなります。
また、中国人民元の動きにも影響を受けることがあります。香港ドルは、中国の通貨「人民元」にもっとも近い通貨として位置づけられています。今も成長し続けている中国では、今後も段階的に人民元の切り上げが行われると予想され、人民元が上昇すると香港ドルも連動して上昇する可能性があります。
さらに、中国株の動向にも影響を受けることがあります。香港で上場している中国株は香港ドルで売買されているので、中国株式が上昇した場合、香港ドルが買われる場合があります。以上のように香港ドルの動向を読むには、人民元と米ドルの動きに注意しておく必要があります。

香港ドル(HKD): 米ドルとペッグ制を導入しており、米ドルに連動する通貨

香港ドル(HKD)は、1974年から1983年まで変動相場制を採用している通貨でした。1983年以降、米ドルとのペッグ制を導入し、米ドルとの交換比率を1USD(米ドル)=7.8HKD(香港ドル)を固定相場とした時代が続きましたが、2005年5月からは目標相場圏制度を導入したことにより、1USD(米ドル)=7.75〜7.85HKD(香港ドル)の間の変動を認められています。基本的には米ドルと連動しますが、中国人民元にもつられる傾向にあります。香港には中央銀行はなく、香港金融管理局(HKMA)が通貨の管理を行っています。しかし、HKMA自体は香港ドルの発券は行っておらず、通貨価値の安定や、通貨供給を管理する役割を担っています。なお、20ドル以上の紙幣の発行は、香港金融管理局監督の下、香港上海銀行、中国銀行、スタンダード・チャータード銀行の3行が運営しています。

香港ドル(HKD)の種類

香港の通貨単位は「香港ドル」です。「HKD」「HK$」と表記されます。補助通貨は「セント(¢)」で100セント=1香港ドルに相当します。紙幣は、香港上海銀行(HSBC)、スタンダード・チャータード銀行(Standerd Chartered Bank)、中国銀行(Bank of China)の3行からそれぞれ発行されている為、紙幣のデザインが複数あります。

硬貨7種類
10セント、20セント、50セント、1香港ドル、2香港ドル、5香港ドル、10香港ドル
紙幣6種類
10香港ドル、20香港ドル、50香港ドル、100香港ドル、500香港ドル、1,000香港ドル

香港ドル(HKD)の主要な経済指標

政策金利、GDP、貿易収支、経常収支、消費者物価指数(CPI)、外貨準備高

香港ドル(HKD)の為替レート推移

香港ドル(HKD)1年間チャート

香港ドル(HKD)1年間チャート

香港ドル(HKD)5年間チャート

香港ドル(HKD)5年間チャート
香港ドル(HKD)地図

香港政策金利推移

香港政策金利推移

香港基礎データ

通貨略称
HKD
人口
約700万人
(2009年末暫定値)
中央銀行
香港金融管理局
(HKMA)
※中央銀行はなく、香港金融管理局が通貨の管理を行っている。
政策金利
ベースレート
実質GDP成長率
-2.8%
(2009年)
名目GDP総額
2,106億米ドル
(2009年)
1人当たりの名目GDP
29,826米ドル
(2009年)
失業率
5.4%
(2009年)

香港の貿易状況

主要貿易品目

≪輸出≫
電動機械、衣料、繊維製品、消費財、原料及び半製品
≪輸入≫
原料及び半製品、消費財、食品

主要貿易相手国

≪輸出≫
中国、日本、シンガポール
≪輸入≫
中国、米国、台湾、日本

データ出典 : 外務省

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