チャートの基本 サポートとレジスタンス

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2014年8月27日掲載

コラム

チャートの基本 サポートとレジスタンス

FXではチャートパターンを覚えると便利 今回からチャートパターンをはじめとするテクニカル分析の基本中の基本について見ていくこととします。この基本には「サポート・レジスタンス」、「トレンドとチャンネル」、「チャートパターン」の大きく3つのテーマがありますので、順に説明していきましょう。

サポート・レジスタンスを覚えるとFX相場が読みやすくなる!

チャートの説明をする際に必ずといって出てくる言葉に「サポート」と「レジスタンス」があります。簡単に定義すると、サポートは以前の安値、レジスタンスは以前の高値と言うことが出来ます。


サポートは以前の安値、
レジスタンスは以前の高値

為替レートが上下している中で、左図のピンクの丸で示した位置で取引されている時にピンクの矢印で示した以前の高値がレジスタンス(抵抗)となり、言葉通り値動きの上値が抑えられやすいと判断できます。これは、以前の高値を意識してやや低い水準に売りオーダーを出す市場参加者が多いため、今回も以前の高値を気にするという心理的な面も大きいことによります。

また、左図の水色の丸で示した位置で取引されている時に水色の矢印で示した以前の安値がサポート(支持)となり、こちらは値動きの下値が支えられやすいと判断できます。オーダー等の心理的な働きはサポートも同様です。このサポートとレジスタンスは、もみあいが続き複数回繰り返すと一層参加者に意識されることとなりますので、より強いサポート、レジスタンスとなりますが、逆にそうしたサポート、レジスタンスを抜けると今度は以前のサポートがレジスタンスに、またレジスタンスがサポートになることが多くなるのも特徴です。

サポート、レジスタンスは時間軸によって効果が高まる!

また、こうしたサポート、レジスタンスは時間枠が長いサポート、レジスタンスほどより効果が強まりますので、ザラ場のチャートを見る時でも日足や週足におけるサポート、レジスタンスは特に気を付ける必要があります。そして、このサポート、レジスタンスを見つけるにはMT4の場合、フラクタル(スイングHLポイントとも呼ばれる)が役立ちます。フラクタルは高値の両側により低い高値を持つ高値と、安値の両側により高い安値を持つポイントを示します。フラクタルも同様に上位時間枠のフラクタルがより重要です。


日足と1時間足でフラクタルを表示する

上図はドル円1時間足とドル円日足のチャートですが、下側の日足の赤い四角で囲った11本のローソク足が上側の1時間足の全期間に相当します。この間、日足では3つのフラクタルがありますので、この3つのフラクタルに相当する1時間足のフラクタル、つまり高値、安値がそれぞれ重要なレジスタンスとサポートとなり得るということがわかります。

サポート、レジスタンスからトレンドとチャンネルを読む


上昇中、下落中のサポート、レジスタンスを結ぶとチャンネルに

サポートとレジスタンスは常に平らな位置にあるわけではありません。上昇相場の時には安値、高値ともに切り上げ、下降相場の時には高値安値ともに切り下げる動きとなります。

左図のように上昇相場で安値どうしを結んだ線をサポートラインと呼び、下降相場で高値どうしを結んだ線をレジスタンスラインと呼びます。こうしたサポートライン、レジスタンスラインは線で示されるため、点で示される単独のサポート、レジスタンスより長くしばらく続くことが多いため、一層の注意が必要です。

また、上昇相場では、サポートラインに平行でラインを引けるアップチャンネル、下降相場ではレジスタンスラインに平行でラインを引けるダウンチャンネルという値動きが見られることもあり、こうした時はそれぞれ平行して引かれるラインがレジスタンス、サポートとして効いてくることが多いのも特徴です。


実際のチャートにチャンネルを引いてみるとトレンドが分かりやすい

あまり継続性が無く良い例とは言えませんが、ユーロドル日足チャートにダウンチャンネル(青い平行線)、アップチャンネル(ピンクの平行線)を引いた例を示してみました。ラインを引くことでFX相場が読みやすくなります。

基本的なチャートパターンを覚えると次の展開が読みやすい

チャートパターンとは、チャートが一定のパターン(形状、フォーメーション)を示した時に、その後の動きが一定の動きを示しやすいものを特にリバーサルパターン(反転パターン)、コンティニュエイションパターン(継続パターン)と呼び注意すべきチャートのパターンとなります。

リバーサルパターンは、高値圏、安値圏で時々見られるパターンで、このパターンが現れた時には値動きが反転しやすいため、リバーサル(反転)パターンと呼ばれます。代表的なリバーサルパターンには以下のようなものがあります。


リバーサルパターンは左右対称になる

リバーサルパターンの特徴として左右対称の形状となるものが多く、図で示したパターン以外でも左右対称のパターンが出てきた時は注意が必要です。図中、H&Sはヘッド&ショルダーを指します。

コンティニュエイションパターンは、いわゆる「もみあい」の形状の内、特定の形状を示した場合に、もみあいに入る前のトレンドがもみあい後に再開する可能性が高いパターンを言います。日本語では「三角保ち合い」とも。コンティニュエイションパターンは長期で形成される(日足の本数でおおむね1〜3か月程度)パターンと短期で形成される(日足の本数でおおむね1〜3週間程度)パターンに分けられ、長期で形成されるパターンは稀にしか見られませんが、もみあいを抜けるタイミングとしては頂点(apex)の手前、8合目あたりで抜けると大きな動きに繋がることが多いです。

また、短期で形成されるパターンは急な値動きの後の小休止としてしばしば見られますので、ペナントやフラッグと見られるチャートパターンが現れた時には再び値動きが再開する可能性に警戒すると良いでしょう。


このパターンがチャートに出てきたら注目!

以下のチャートは、米ドル/円週足チャートですが、コンティニュエイションパターン(トライアングル)が形成され、パターン通りに上昇を再開した教科書通りの例と言えます。


コンティニュエイションパターンを経て、上昇。レジスタンスを抜けたら買い時!

山中康司氏
山中康司氏
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジテント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析とアストロを組み合わせた独自の為替予測を行ない、各社にレポートを配信。セミナー講師やコンサルティング等もつとめている。
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